*****ヤンゴン(ミャンマー)***** Photo

今回、ミャンマーだけは想像がつかなかった。

船が着いた所の周りは本当に地元の人しかいない感じで、よく
いろんな写真なんかで見るような路上に本当に簡単なテントを
張って果物や野菜を並べて売ってたり(ハエがぶんぶん飛んでる)
するような風景である。建物もあってヨーロッパ調だったりするけど、
機能しているのかどうか分からない。

だいたいどこでもそうだが、港の出口に暇そうな人達がたむろ
していて、観光客が門から出るや、やれタクシーだ輪タクだ、ディスコ
はどうか、オンナはどうか、などとうるさい。こういった人達は
だいたい日本語を喋り、慣れない旅行者はあっという間に彼等の
思うつぼだ。しかし、ここでも相場から考えてボられたところでたいした
金額ではなく、だから大抵かなりしつこい勧誘(?)をかわすのが
面倒になって白タクの類いに乗ってしまったりする。東南アジアは
ピストルなどを使った凶悪犯罪は殆ど無いらしく、だからこういう人達に
つかまってもさほど害はないと思う。考えようによってはこれも一興ともいえる。
沢山お金を出した場合、向こうもいくらか罪悪感があるらしく、観光
案内がやたら丁寧になったり、買い物する時に値切ってくれたり
(矛盾しているが(笑))するらしい。
ま、こうやってお金をポンポンと出す旅行者が多いから、彼等はいつも
港の出口で待っているのだろう。

町中は雑然としていて、まあ町ってのはどこの町でも同じ様な感じだけれど、
というのはビルが立ち並んでたり、太い道路があったりするわけだが、
日本と違うのは、こういった場所でもお構い無しに歩道に露店商が溢れ
てる。歩くのも気を付けないと商品を踏みそうだ。その露店商も訳の
分からないものも沢山売ってる。何故か錠前が山積みになって売ってたり、
どこかで拾って来たような、コインが無造作に並べて売ってたり・・・

ミャンマーでも大きな市場に行ったけど、市場に入ると何故か日本語が
めっぽう堪能な子供が数人いた。見てると、日本人をいろんなお店に
つれて行ってはうまく買い物をさせる、という役目らしい。これがまた
びっくりするほど日本語が上手くて、してみるとミャンマーに旅行する
日本人も結構いるっていう事らしい。ちょっとびっくり(笑)

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港の門を一人で歩いて出ると、案の定一人の怪し気なミャンマー人が声を
かけてきた。通常僕は自慢ではないが東南アジアでは、喋らない
限り現地人に見られる(笑)。ところがミャンマーでは、地元の男は
皆巻スカートのような民族衣装を着てるから、ズボンを履いていると
すぐに旅行者だとばれる。無視して歩いていてもずっと着いて来るので、
「付いて来たって僕はお金持って無いよ」と苦手な英語で言うと、
「全然構わない。友達として、案内する」などと言ってニコニコ
してる。そこで僕は、「2分前に会ったばかりなのに、友達なわけ、
ないだろ」と言うと、「いや、友達だ。大丈夫、お金なんか要らない」
とか訳のわからん事を言ってる。こやつめ、と思ったが、そんなに悪人
にも見えないし、いざとなったら一人だから走って逃げればいいか(笑)
と思って少しこの男に付き合ってみる事にした。

この男は日本語は殆ど喋れなかった。お互いにカタコトの英語で
無理矢理いろんな話をした。仕事はタクシーの運転手で、今日は日曜で
休みだ、という。給料は日本円で2万円くらいで、奥さんと5人の
子供がいて、生活が大変だ・・と、お涙ちょうだい作戦に出たようだ(笑)
随所に僕がいくら持ってるか確認しようとしてると思われる言動があった。
「日本円、見てみたいから見せてくれ」とか、「お前の給料はいくらだ?」
とか、あと、どう見ても安そうな地元の人が行くような食堂でめしを食べた
時、僕がここいくら?と尋ねたら50ドル(米ドルも使える)とか言い
やがった。ついに正体を現したな、と思って「そんなに持って無い!」
とわざとオーバーに驚いてみせたら、「冗談だよ冗談。ビールは1ドル、
この鶏の空揚げも1ドルだ」とか言って笑ってやがる。こいつカマかけ
やがったな(笑)

しかし、まあこの男も親切な部分もあるから、利用できるところは利用
しようと思って、近くに鉄道が走ってたから見たいと思って、駅に連れて
行って貰った。
ここの鉄道は古くて映画に出て来るような、なかなか良い雰囲気をかもし
出していた。列車を待ってる人々が大勢いて、皆麻の袋の様なのを沢山
持っている。大荷物だ。聞くとタイなどに商売に行く人達らしい。列車は
窓にガラスが無く、空いてるだけの本当に移動のみ、といった感じだ。
幽霊列車に見えなくもない(笑)
男が「乗ってみるか?」と聞くし、路線は見たとこ簡単だし、乗ってみたい
衝動に駆られたけど、地理などを良く調べてなかったし、万一帰れなく
なったらまずい(笑)と思って諦めた。今思えば、この男にいくらか
払って乗せて貰っても良かったかなあ・・とも思う。

その後、この男はだんだんディスコやオンナ、ばかり薦めるようになって
来たから、もういいやと思って、お金は払わんと言ったけど、まあガイド代
として僕が適切と思う金額を男に渡して、約束があるから、とか嘘っぱち
を言って帰ってもらった。ポン引きの類いだったのだろう。

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船に戻ってから聞いた話によると、この列車に乗った人達がいるらしい。

面白かったそうだ。僕も乗りたかったなあ・・


PHOTO

ヤンゴン駅にて 

乗りたかったのはこの列車 

 ヤンゴンの寺院

 東南アジアは皆こんな感じなのかな?

 この寺院の前で 

記念撮影 

 湖のそばの木陰でひと休み

 船で演奏のメンバー

 左から冨田一夫さん.林栄一さん、

 上村、清水良憲さん

 


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